2018年リニューアル当初からずっと行きたいと思っていたサウナの理想郷がある。
そう、御船山楽園ホテル(らかんの湯)だ。
6年越しに憧れのホテルに遂に訪れることができた。しかも宿泊したのはあのドラマ「サ道」で出てきた206号室!
この記事では、御船山楽園ホテルへのアクセスから御船山楽園ホテルの魅力まで余すことなく紹介します!
東京から御船山楽園ホテルへのアクセル・行き方について
御船山楽園ホテルへは成田空港又は羽田空港から福岡空港・佐賀空港・長崎空港など複数の行き方が可能です。
自分は少しでも安く行きたかったので、peach航空のセールのタイミングで予約をして、成田空港から福岡経由で御船山楽園ホテルへ向かいました。
フライト時間約2時間で福岡空港に到着。
福岡空港に着いたら地下鉄で博多駅へ向かい、博多駅から御船山楽園ホテルがある武雄温泉駅へは特急みどり佐世保行きで向かいます。
九州ネットで特急券付き乗車券の早特3という割引切符(途中下車可能)を購入すれば通常よりも安く指定席(片道2040円)で武雄温泉に行けるのでおすすめです。
乗換時間がタイトだったので、博多駅構内で急いで駅弁を購入し、特急電車の中で食べました。
直観で選んだけど美味かった!
駅弁を食べながら目的地に向かうのは旅感があって良いですよね!
博多駅から約1時間弱で武雄温泉駅に到着。
西九州新幹線の開通に伴い駅がリニューアルされています。
宿泊日前日までに予約をすれば、駅から御船山楽園ホテルまでは送迎車が迎えに来てくれます。
30分ほど駅で待ち時間があったので、その間どうしようかと悩んでいたら、ちょうど駅構内にブックカフェがありました。
旅に関する本を約1000冊取り揃えていてスーツケースを持っていてもゆったりできる空間なので、駅で時間を潰すにはちょうど良かったです。
注文したレモン緑茶は後味にレモンを感じるスッキリとした味わい。
武雄温泉の隣はお茶で有名な嬉野なので、お茶のメニューが多かったです。
時間になったら駅構内の待ち合わせ場所へ。
御船山楽園ホテルへは車で約10分。
御船山楽園ホテルの外観とロビー
遂に来たぞ御船山楽園ホテル!
入口を入るとチームラボのランプ作品で幻想的な空間が広がっていて圧巻だった。
人の動きでランプの色が変わっていくから面白い。
周りがガラスになっているので、実際よりも広く感じる。
季節によって色のテーマが変わり、今の時期は「紫陽花」がテーマになっていたから、紫、緑、ピンクの色で構成されていた!
チェックインを済ませた後は、奥のスペースにあるカフェスペース「EN TEA HOUSE 応灯楼」でウェルカムドリンクをいただきました。
「EN TEA」は佐賀県嬉野市で生まれた茶葉ブランドだ。
水出し緑茶が濃くて美味い。
ランプの作品を見ながらゆったりウェルカムドリンクを飲む優雅な一時でした~
サ道にも登場したサウナ付きの部屋「206号室」
ウェルカムドリンクを飲み終わった後にスタッフの方が部屋まで案内してくれる。
サ道でナカちゃん(原田泰造さん)が泊まった「206号室のサウナ付の部屋」に泊まりました!
部屋までスタッフの方が案内をしてくれ、部屋の中の説明を丁寧にしてくれます。
窓から見える景色は緑豊かで絵になる、この景色だけでテンションが上がる御船山楽園ホテル206号室
この景色だけでこの部屋を選んでよかった
最高の眺望!
白を基調とした部屋はおしゃれな空間。布団の近くの壁がサウナ室の壁みたいになっています。
スタイリッシュな洗面台。
その隣にアメニティー類が置かれている。
ドライヤーは「レプロナイザー 3D Plus」の高級ドライヤーでした!
入口横のドアを開けるとロッカーになっていて、下段に貴重品ボックス、浴衣類などが置かれていました。
テーブルの上には部屋の案内のカタログの他、お水、バルミューダのケトル、サウナの手引書も置かれている!
サウナの手引書として基本的なサウナの入り方や大浴場の案内図が書かれていて、初めて御船山楽園ホテルに来てサウナを楽しむ人にもわかりやすくなっている。
洗面台の奥にはシャワールームがあります。
シャワールームの隣にはプライベートサウナが完備!
しかも宿泊中24時間稼働していて、いつでも入ることができます!
サウナ室内は2人位入るのにちょうど良い広さになっています。座面は背もたれのあるカーブが特徴的です。
1人で入る時は背もたれに寄り掛かりながら足を伸ばしてゆったり入ることができます。
足を伸ばした先がちょうどストーブの前に足が来るので、足元からしっかり温めることができます!
フェイスタオルやバスタオルだけじゃなく、プライベートサウナ用のサウナマットのタオルマットも用意されています。
サウナストーブはHARVIA。セルフロウリュができるタイプです。
サウナ室の体感温度は80度位ですが、セルフロウリュをすることで自分好みの熱さにすることができます。
サウナストーブの前には水の入った桶と杓子が準備されていました。
セルフロウリュ用の水とは別にロウリュ用のほうじ茶も用意されています。
ほうじ茶は杓子に入れて、サウナストーンにかけると「ジュ~」という音と共にサウナ室にほうじ茶の良い香りが充満して最高で、贅沢。
プライベートサウナだからロウリュした後に自分でタオルで仰いでアウフグースするのも自由です。
1人でゆったり座って、贅沢にサウナを楽しんでも良いし、夫婦やカップルといった男女で一緒に入ることができるのもプライベートサウナならでは。
206号室アウフグースイベントと題して、サウナ施設でよく聞く場を和ますトーク(口上)から始まり、ロウリュとアウフグースを行ったら妻が面白がってくれて良かった(笑)
サウナの隣にシャワールームがあるので、サウナ後はすぐに身体を冷やすことができます!
しかも、栓をすれば水風呂にすることもできます!つまり、部屋の中でサウナからの水風呂も堪能することができるということです!
普段ならかけ湯やかけ水をしなければならないけど、ここならそのまま入って良い。上からセットで冷水シャワーを浴びると最高に気持ちが良いので、試してみてください!
MARKS&WEB(マークスアンドウェブ)のシャンプー・コンディショナー・ボディーソープが置いてあります!
シャワールームの水風呂をもっとキンキンに冷やしたいという方はフロントに電話すれば水風呂を冷やす氷を部屋まで用意してくれます!
至れり尽くせりのサービスだ。
サウナ後に水風呂に入り、休憩は窓際のスペースへ。
ドラマ「サ道」でもナカちゃん(原田泰造さん)と同じポーズで休憩することができる。
ここに寝そべるとひんやりしていてかなり気持ちが良いのでおすすめ。
ホテルの一室でサウナ→水風呂→休憩を満喫できるなんて最高だった。
サウナ付の部屋にしようか迷ったけど、初めて御船山楽園ホテルに来るならおすすめ!
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の男湯
日が出てる間と夜の両方とも大浴場に入ることをおすすめ!
雰囲気が全く異なって、同じサウナでも2回楽しめるからだ。
大浴場の入口は2階にある。
湯の暖簾を潜って先へ進みます。
浴室へは長い廊下を通り、下へ下へ向かいます。
らかんの湯は2019年から2021年の3年間サウナシュランを受賞しています!
男湯と女湯の入口はこちら!
中に入るとカゴが置いてあるので、衣類はそこに入れます。
タオルが置いてあるので、浴室へ持って行きます。
タオルは今治タオルです!しかも使いたい放題なのが嬉しいポイント!
柔らかくて気持ちが良い今治タオルが使いたい放題って贅沢過ぎる!
男湯はドライサウナ、薪サウナ、新しくできた薬草サウナに水風呂が2つあって広いが、洗い場はそこまで広くはないです。
浴室内に木が生えていて、ヴィヒタがぶら下がっていて、いきなり雰囲気が良い。
まずは身体をしっかり洗うところから。
洗い終わったら早速ドライサウナへ向かった。
浴室に入ってすぐ右側にサウナマットがあるので、持って入る。
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の男湯|ほうじ茶香るドライサウナ
真っ暗な空間に中央のストーブが仄かにライトアップされている。
日中は壁の細長いスリットから一筋の光が射し込むサウナ室は想像していたよりもコンパクトだった。
TVは無く明かりが抑えめなので、雰囲気がめちゃくちゃ良い…
薄暗い雰囲気のサウナ室内では時より鳥の声が聞こえてくる。
御船山に集音マイクを置いていて、森の音や声がサウナ室に流れてくるのだ。
自然のメディテーションサウナ…最高だ。
セルフロウリュ用に焙煎・抽出したほうじ茶と御船山の天然水の2種類が置いてある。
ちょうど1人になる時間があったので、ロウリュも行った。
熱々のラドルを持ちながら、ほうじ茶をロウリュすると「ジュ~〜〜」という音の後に良い香りが降り注いで気持ちが良い。
ほうじ茶の香りがサウナ室に充満して癒やされる…こんな最高の空間を一人占めできて最高過ぎるぞ
五感をフルに使ってドライサウナを満喫した。
10分弱サウナを満喫したところで、急ぎ足で露天スペースへ。
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の男湯|天然水の露天水風呂
露天スペースに出てすぐ左手にシャワーと水風呂がある導線も良い。
シャワーでしっかり汗を流し、水風呂へ。
キンキンに冷えているけど、柔らかくて気持ちが良い〜
水も柔らかい!
この水風呂は御船山の天然水をチラー(水を冷やす装置)で冷やしてるからしっかり冷たく、天然水なので肌触りが柔らかい。
深さは120センチ位あるらしく、肩までしっかり冷やすことができる。
長い棒の浮き輪があって、それに捕まりながらプカプカ浮いて身体を冷やすのもとても良いぞ!
露天スペースは普通の椅子や滑り台のようなプニプニした椅子、大きな岩、外気浴のレパートリーが豊富だ。
大きな岩を休憩場所として最初に選んだ!
この岩は「サ道」でナカちゃん(原田泰造さん)が横たわっていた場所だ。岩が冷たくて気持ちが良い。周りが自然で外気浴が気持ち良すぎる。
薬草サウナの通路壁に記載されている氏名はクラファンの返礼品として記載しているものだ。
自分も申し込んでいたので「書士ろぐ」と記載されているのを自分の目で見た。これを見に御船山楽園ホテルに行くと決意したきっかけにもなった。
画像で見るのと違って自分の目で見るのはやっぱり違う!
自分が申し込んだものがリアルで壁に記載されて見て、自分もこの薬草サウナの設立に少しでも携わることができたと思うと感慨深かった。
休憩の後は、2セット目は新しくできた薬草サウナへ
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の男湯|クラファンでできた拘りの薬草サウナ
薬草サウナは30人ほど入れそうな広さで黒を基調としている。わずかな光が差し込む空間。
サウナ室内は先が見えない程スチームが充満していて、薬草の良い香りが身体全身を包む。
静かな空間で静かに蒸される。薬草の香りがとても良い、それに薬草サウナだけどしっかり熱い
しっかり薬草サウナで蒸された後は、新しくできた地下の水風呂へ。
水風呂に向かう途中にシャワーがあるので、ここでしっかり汗を流していく。
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の男湯|雰囲気が良い地下の水風呂
階段を降りた先には泳げるほど広いライトアップされた神秘的な水風呂が広がっていた。
この水風呂の水ももちろん御船山の天然水の水風呂だ。
水温は地上の水風呂よりも少し高めだが、薬草サウナ後だとちょうど良くて、まろやかな肌触りで気持ちが良い…
誰もいないタイミングで入れたからこの広い水風呂を1人で独占できた。
こんな静かな水風呂入るのは初めてかもしれない、最高だ
しっかり身体を冷やした後は男性側にできたあの空間へ。そう、薬草サウナの2階にある休憩スペースだ。
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の男湯|景色最高の休憩スペース
3脚の寝転べる椅子、暖炉、それを囲む椅子
水分補給用の飲み物だけじゃなく、甘味まであるのだ。
- デトックスウォーター(数種類の果物をMIXした老廃物排出に効果あるドリンク)
- 塩プリン
- 温かいほうじ茶
- かんころ芋
- ドライみかん
- 塩
塩プリン美味い…サウナの休憩のタイミングでこんなの無限に食べれるよ?
暖炉で焼いて食べたかんころ餅も美味い…そして景色も最高だ
ここ本当に浴室だよね!?最高過ぎるでしょ…
ガラス張りの2階からは御船山の豊かな自然を一望できる。ここでゆったり自然を見ながら、暖炉のまで休憩したって良い。
日中の景色を見るために、夜だけではな、日中もサウナに入ることをおすすめします!
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の男湯|復活した薪サウナ
3セット目に薪サウナ!
こちらのサウナは火事で一度は消失してしまったが、2024年3月に復活しました!
二重扉を開けた先に7段の階段があり、座るスペースがたくさんあります。
上った先は吹き抜けていて、1階から2階部分に到達するほど大きな薪ストーブが鎮座。
この薪サウナは薪サウナは男湯と女湯に跨っていて、1つ空間を壁で仕切られているから面白い。
薪の良い香りして、熱が柔らかい。
この香りと熱に癒される。
大きな薪サウナの1階ではガラス窓から薪が燃えているのが見え、その上にサウナストーンがこれでもかとはち切れそうな位詰まっていた。
薪サウナはロウリュが可能。ただ、ちょっとやり方が斬新。
サウナストーブまで少し距離があるので、投げロウリュする。
サウナストーンに向かって投げロウリュは他では味わえない、斬新ですよね。
「ロウリュしても良いですか?」と一言声を掛けて、投げロウリュ
「ジュッと」音と共に水がストーンに吸い込まれていく。
薪サウナは高低差があり、広く座るところがたくさんあるのだが、おすすめは天窓の位置だ。
薪サウナで1人になるタイミングがあったので、寝サウナをしながら、昼は快晴の空を、夜は星空を見ながら、薪ストーブの柔らかい熱をじっくり味わうサウナは至高でした。
控えめに言っても最高…
薪サウナから水風呂までの導線は距離があるのであまりよくない。端から端まで歩く形になってしまうが仕方ない。
水風呂に入った後、薬湯の前の空いているスペースへ。かけ湯をして、大の字で寝た。
これは、サ道でナカチャン(原田泰造さん)がやっていてとても気持ちよさそうだったので、絶対にやると決めていた。
これが至高でした
人が少ない露天スペースでは聞こえるの自然の音だけ。
遮るものは何1つないので、静かな露天スペースで自然の中でただ空を見上げる。
今まで色んな施設の外気浴を体験してきたけど、過去最高に気持ちが良い
夜は星空を見ながらゆっくり休憩した。昼と夜で2度楽しめた。
理想郷と言っても過言ではない、最高のひとときだった。
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の女湯
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)は朝は男女入れ替え制なので、男性も女湯側に入ることができます。
朝浴室に向かうと男湯と女湯の入口が入れ替わっていました!
女湯側も男湯側と同じような脱衣所の構成。ふかふかの今治タオルを持って浴室へ。
男湯側と異なり、浴室内に薬湯があるが、基本的に構成は同じだ
男湯とおなじく2本の木が生えていて、こちらも雰囲気が良いです!
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の女湯|様々な香りが楽しめるドライサウナ
まずはしっかり身体を洗っていざサウナへ。
まずはドライサウナへ。
ここは「死ぬまでに行きたい日本のサウナ」の表紙になったサウナ室だ
まるで大きなかまくらに入っているような真っ白なサウナ室。
白のイメージからミストサウナを連想するけどここは間違いなくドライサウナだ
男湯側のサウナ室とは異なり、曲線的なサウナ室。
高さの違う座面に籠もれるようなスペースもある!
男湯側のサウナよりも温度はマイルドでゆったり長めに入ることができる。
ただ、「足の裏は熱いッ」
女湯側のドライサウナ室の外には冷蔵庫が置いてあり、その中にキューゲル(アロマ氷)が入ってる。
キューゲル(アロマ氷)を自分で置くことができる。
妻がキューゲル置いてロウリュしたのが楽しかったと言っていたやつだ
男湯側はほうじ茶のセルフロウリュ、女湯側はキューゲル+セルフロウリュ。どちらも香りに拘りを感じる。
自分が行った時は香りが2種類あって、ハッカとみかんだった。
キューゲルをサウナストーブに置くとゆっくり溶けて、じんわり熱くなるのはキューゲルならでは。
朝に入るにはちょうど良い心地良さだ。
より香りと熱さを楽しむなら、キューゲルを置いた後にロウリュをすると熱さと香りが拡散する。
サウナ室のドアを開けると、汗を流すためのシャワーと水風呂が目の前にあるので、導線は完璧!
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の女湯|洞窟の中のようなオシャレな水風呂
タイルが貼られたおしゃれな色鮮やかな水風呂になっている。
男湯同様に天然水の水風呂なので水が柔らかい。
天井から光が入ってきて、洞窟の中にいるような感覚になる!
良い雰囲気の水風呂だ。
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の女湯|雰囲気最高の休憩スペース
水風呂の後は露天スペースへ。
男湯側よりもコンパクトな露天スペースは男湯より自然が近い。
ほぼ自然に囲まれた感じなので、森林の中で外気浴している感覚になる。
森林浴の外気浴最高!!
女湯側にも休憩スペースがある。
男湯よりも早くリニューアル当初からこちらは存在していて、憧れだったガラス張りの休憩スペースだ。
この休憩スペースも幾度無くサ道やその他メディアで見てきた。
男湯側よりもかなりコンパクトが、ガラス張りで雰囲気が良い。
白い椅子は硬いかと思っていたら、プニプニした柔らかい素材だったのは驚きだった。
この特等席に座り、ゆったり自然を見ながらの休憩は至福!
最高だ…
女湯側の休憩スペースにも水分補給用の飲み物とプリンなどがある。
- デトックスウォーター(数種類の果物をMIXした老廃物排出に効果あるドリンク)
- 塩プリン
- 温かいほうじ茶
- 玉羊羹
- ドライみかん
- 塩
女湯側はかんころ芋ではなく、玊羊羹がある。
薪ストーブの前に座りながら、玊羊羹を食べた。
玊羊羹は楊枝で刺して食べる。
楊枝を刺すと「プツン」とビニールが弾けて食べることができる。
面白くて、美味しい。
男湯とは違った休憩スペースは人数が少ないとホント最高でゆったりできる。
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の女湯|ミストサウナを増設して作った薬草サウナ
休憩の後は新しくできた薬草サウナへ!
女湯の薬草サウナは元々あったミストサウナを増設、壁や床は白を基調としていて広めだった。
一部がガラス張りの天井になっているので、そこから光が入ってくるので、自然を眺めながらゆっくり入れるのも良い。
女湯の薬草サウナも前が見えない位スチームが充満していた。朝の薬草サウナはマイルドな温度で朝サウナにはうってつけだ。
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の女湯|ミストサウナに隣接する天然水の水風呂
女湯側の薬草サウナの前には水風呂がある。導線が良いぞ!
隣接する水風呂もまた白を基調としていて、5人位入れる。
この水風呂ももちろん御船山の天然水だから、柔らかい。
休憩のために露天へ向かった!
女湯の露天には広めの円形のベンチがある。
ここでゆったり座って自然を見ながら休むのも良かった。
早朝の浴室には数名しか人がいないので、本当に静かでした。
聞こえるのは自然の音だけ。本当に外気浴が気持ち良い。最高だ
御船山楽園ホテルの大浴場(らかんの湯)の女湯|朝に最高の薪サウナ
休憩後は薪サウナへ。
早朝の薪サウナは雰囲気良くて最高なのよ
1人先に入っている方がいたが、その他に人はいない。
ロウリュ良いですか?
お願いします!!
こういうやりとりが薪サウナだとなんかいつもより良い!
ロウリュのジュッと良い音がする。その後にしっかり熱さがくる。
2人しかいないので、とても静かな空間。
先に入っていた方が先に出たので、なんと朝から薪サウナを貸し切りに!
キターーーー朝から薪サウナ貸し切り!
寝サウナを失礼します。
朝から薪サウナで寝サウナしながらゆっくり蒸されるなんて…至福だ。
薪サウナを出るとすぐ隣の水風呂があります!
女湯の方が水風呂の導線がどのサウナも良い!
一方でこの水風呂は一番自然感の強い水風呂だ。
虫が入ってたり、木々が入ったり、人によっては苦手かもしれない。
まるで森の中で水風呂に入るような感覚で、自分は結構好き
水風呂はすぐ近くの椅子へ。とにかく女湯は導線が良い。
露天風呂の上には屋根が付いているので、天候に左右されないのが女湯は良いと思います。
ここから自然を見ながらゆったり湯船に浸かる時間も良く、最後の最後までよかった。
圧倒的御船山楽園ホテルのチームラボのアート
御船山楽園ホテルはホテル全体がアートのような場所なので、御船山楽園ホテルが1つの観光スポットになる!
アートについてはチームラボの展示がされている。
正直観光しなくても御船山楽園ホテルに来て帰るだけでも十分満喫できるほどのスケール感でした。
まずはロビーの作品。
ランダムに並べられたそこら中にあるランプは一見関係無さそうに見えますが、他者の動きに影響を受けて色が変わっていきます。
この作品は他者の動きに影響を受けて色が変わる、連続する光の連続美を表現している。
動きによって光の色が少しずつ変わっていく。
ロビーでこの幻想的な空間。誰でもテンションが上がるはずだ。
ロビーの奥の入口から更に奥に行くと暗闇に作品がある。
フレームやディスプレイの枠などがないので、遠くから見ると境界がなく立体的に見える。
チームラボの作品はアートとの境界線を無くすことをテーマとして作られているので、浮いているように見える。
奥に進むと広い空間がある。
ここは昔の御船山楽園ホテルの宴会場だった場所でした。
無数の点の集合で炎を表現している。
1つ1つを見るとただの光だが、少し離れて全体として見るとちゃんと炎に見えるから不思議だ。
炎に近づくと炎の大きさが大きくなったりする、面白い!
壁際にはベンチがあったり、作品の近くに座る用のクッションがあるので、ゆったり見ることができる。
焚火を見ているようになんだか落ち着く。
続いて2階の廃墟エリアへ。
2階の奥に進むと廃墟エリアがある。
ちょっと涼しくてかなり暗いのでゾクゾクする、夜は結構怖い空間だ
暗闇の長い廊下の足元に赤い光が灯されている。灯されている光を目印に先へ進む。
1番奥まで行くと炎のアートがあった。
忘れ去られていた地下道の朽ち果てていく場に永遠に憑依する炎を表現している。
これも境界線がなく、ホントにそこで燃えているように見えるから不思議だ。
廃墟エリアには他にも作品がある。
別の入口へ向かうと…光見えてくる
ここは昔大浴場だった。
この場所に異なる時間の流れを持つ時空が圧縮された塊が群立しているというアートだそうだ。
凄い神秘的な空間、時間が経つと少しずつと色やデザインが変わるから見ていて飽きない!
最後のアートへ
ここは手書きの花々が壁や床に投写されている空間です。
人の動きによって投写されている絵が変わる。
床の上や壁にふれてじっとしていると花が増え、歩き回ったり、触ったりすると花びらが散るようだ。
この一連の作品が全て宿泊者には無料で開放されているから凄い
館内のチームラボのアート作品を見た後は、外に出て御船山楽園(庭園)に行くのもおすすめ。
御船山がライトアップされていて、とても良い雰囲気。
中央の灯りが灯った場所に行ってみて欲しい。
そう中央には茶屋があります。
見た目は茶屋だが、カクテルなどのお酒を飲むことができる茶屋バーです。
お酒とおつまみまであるので、ここで庭園を見ながらゆったり過ごしても良い。
この後お風呂に行きたかったので、温かいホットハチミツジンジャーをいただいた。
ピリッとした辛さとハチミツの甘さが良い。これ喉にとても良さそう!
御船山楽園が鮮やかにライトアップされて更に美しい空間になるので、この時期に行くのもおすすめです!
御船山楽園ホテルの美味しい食事に舌鼓
御船山楽園ホテルの夕食
サウナの後と言えば、食事!!
御船山楽園ホテルといえば、サウナやチームラボのアートが注目されていますが、実は食事にも拘りがあり地産地消だそうだ。
夕食は2階の食事処にチェックイン時に決めた時間に行く。
今回は料理長おまかせ会席プレミア。
いくつかコースがあるので予約時に選ぶ。
先附 : 旬菜すり流し
旬菜 : 前菜盛り合わせ
造里 : 近海のお刺身
焼物 : 白身魚パイ包焼き
台物 : A5等級佐賀牛セイロ蒸し
強肴:海鮮茶碗蒸し
鍋 : 楽園なべ
食事 : 佐賀・有田棚田米/自家製佐賀牛山椒カレー
香物 : 自家製香物
水菓子 : 自家製抹茶アイスクリーム
※ドリンクは別料金
席に着くとテンポよくどんどん料理が運ばれてくる。
まずは菊菜すり流しが出てきた。
濃厚で美味い!量は少なくても満足度が高いぞ!
出てくる料理が楽しみだ。
次はヤングコーンと玉ねぎ。ヤングコーンは皮を剥いて食べる。
ヤングコーンがヒゲまで食べれて甘くて美味いのは知らなかった!美味いぞ
いちごの白和えは甘酸っぱくて、箸休めにちょうど良い、
マグロの山かけとお刺身鯛と縞鯵のお刺身が出てきた。
分厚く切られているので、噛みごたえがあって、脂が乗っていて美味い。
白身魚のパイ包焼き!レモンを掛けていただく。
旨味が強く身はフワフワでパイがパリッとしていて美味い!
肉料理は佐賀牛!
キャベツや豆もやし等の野菜が見えなくなるほど、佐賀牛が覆っている。
言わずもがなもう美味いのが分かる、優勝!
丁寧にセイロで蒸した後お肉はナスのナムルと一緒にポン酢にくぐらせていただいた。
めちゃくちゃ美味い。会席といえばこれよねこれ!
海老やホタテが入った贅沢な茶碗蒸しが出てきた!
これも美味いんよ。
メインの楽園鍋はすっぽんダシを使った鍋だ。
鍋を隣で作ってくれる。
すっぽんのだしは凄く美味しく、最後の一滴まで飲み干すほど美味い。
最後にカレーかご飯とお新香を選ぶことができる
自分はカレーを選んだ。和なカレーというよりかはスパイス系の本格的な感じのカレー!
お米が一粒一粒が立っていてご飯が美味い~
ごはんとカレーはおかわりできるとのこと。お腹いっぱいで無理(笑)
最後は抹茶のアイスクリームでフィニッシュ。
夕食は美味しかっただけではなく、料理が出てくるテンポも本当に良かった。
接客を担当するスタッフの方々も良かった!
御船山楽園ホテルの朝食
夕食だけではなく、朝食もすごかった
朝食も夕食と同じ食事処なので、時間になったら食堂へ。
夕食の時と同じく窓側の席へ。
夜だから分からなかったが、食事処は目の前は見渡す限り自然に溢れていた。
籠盛り 季節の小鉢三種
台物 湯豆腐(胡麻出汁仕立て)
焼物 旬の焼魚
洋皿 武雄産ブランド若楠ポーク ローストポーク
洋皿 トマトとモッツァレラのカプレーゼ
生野菜 地元野菜サラダ
食事 棚田米白米
汁物 薄揚げの炭火焼 味噌汁
箱物 特上 有明海苔
香物 自家製漬物
朝食は一部がセルフになっている。
ご飯、お味噌汁、ローストポーク、サラダ、飲み物はセルフだ。
ご飯は土鍋に入っていて、その隣に4種類の漬物。
ご飯は夕食の時と同じ棚田米白米!おかわり自由なのが最高。
味噌汁エリアには味噌汁に入れるあげが置いてある。
あげは自分で両面をお好みで焼ける。
両面をしっかり焼くとぱりぱりして美味い。
サラダバーにローストポークはこちらから。
サラダのドレッシングだけではなく、ローストポークも複数あった。
ドリンクはグレープフルーツ、みかん、牛乳、ホットコーヒー、あたたかい嬉野茶などがあった。
完成だ!!
煮玉子は濃厚でしっかり味が染みていた。
胡麻豆腐も濃厚で美味い。
和の朝食の中にひと際違った存在感を出すカプレーゼ!
トマトとモッツァレラにオリーブオイルというシンプルな料理だがなぜか美味いですよね。
トマトがそんなに得意ではない自分も好きだ。
武雄産ブランド若楠ポーク ローストポーク。
しっとりとしていて甘みがあって、ジンジャーソースとの相性は抜群だ。
ご飯が進むぞ!
若楠ポークとは
山裾の緑豊かな環境と清らかな水が育てた若楠ポークは、豚肉特有の臭みがなく、柔らかな肉質が特徴の武雄産ブランド豚。
野菜コーナーの野菜は地元の農家さんが育てた「摘みたて野菜」を料理長自ら買い付けに行っているので、新鮮だ!
焼き魚は和朝食で外せない!
身はフワフワしていて、味もちょうど良い甘さでご飯が進む!
湯豆腐(胡麻出汁仕立て)は豆腐の味が濃い。胡麻の風味もしっかり感じる。
朝食はこういう優しい料理があると良いですよね~
夕食も美味しかったが、朝食も大満足でした!
朝食はローストポークにご飯が特に美味かった!
地産地消ということで、行く時期によって提供される料理も変わるようだから贅沢。
周りの食事処までは少し距離があるので、食事付きプランを検討してみてはいかがでしょうか?
ごちそうさまでした!
一度は訪れたいサウナ好きにとって楽園のような場所だった
ずっと行きたくてようやく訪れることができた御船山楽園ホテル。
サウナ付きの部屋で飛行機代など交通費を合わせたらなかなかなお値段になるため、正直最後の最後までサウナ付きの部屋にするかどうか、食事付きにするかどうか悩んだ。
実際に訪れてみてサウナ付きの部屋にして、食事も付けて大満足だった。
逆に妥協していたらきっと後々後悔していただろうと思う。
そして、行くのであれば平日がおすすめだ。
サウナや浴室など人の多さによって満足度はかなり変わるはずなので、土日の混みやすい日は避け、平日に行くのがおすすめだと思う。
もし悩んでいる方は一生に一度行くかどうかと考えて、是非行ってみてほしい。
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