サウナ室にはMETOSの12分時計があるところにはあるのですが、施設によっては砂時計が置いてあって近くにいる人しか使えなかったり、水風呂や休憩エリアには時計自体なくて、時間管理が難しかったりしますよね…
時間が分かるようにしたい!
そこで購入したのが、スマートウォッチ!
スマートウォッチなら、ストップウォッチ機能、タイマー機能を音を出さずに使用することができ、しかも心拍数も測れたりするので、普通の腕時計よりも使い勝手が良かったりします。
現状サウナ使用についてメーカー公式推奨のスマートウォッチがないため、できるだけ壊れにくく、仮に壊れても許容できる価格のモデルを選ぶ必要があります。
そこで今回この記事ではサウナで使えるスマートウォッチの選び方からどのスマートウォッチが良いかまでまとめました!
この記事を書くのに、レビュー記事からSNSの口コミ、実際に使用しての感想など様々な情報を元に書き、中でも評判の良いものを3選にまとめいますので、良かったら最後まで読んでもらえると嬉しいです!
- サウナ・スパ健康アドバイザー
- 銭湯・サウナ100箇所以上訪問
- サウナ・銭湯ライター
- Yahoo!ニュース エキスパートにてサウナ記事を執筆
- エレガント渡会さんと磯村勇斗さんに同時に熱波を受けたことがある数少ないサウナー
- 週一は必ずサウナへ!週末行きたくなる情報を発信
サウナで使えるマートウォッチを選ぶポイント
心拍数が測れるスマートウォッチか?
サウナでスマートウォッチで着けるメリットの1つが心拍数が測れる点です。
サウナから出るタイミングを心拍数で決めるのがおすすめなんです。
サウナに入る時間をなんとなく「時間」で決めている人も少なくないと思います。
その日の体調やサウナ室の温度によってサウナ室に入れる時間は変わるはずですよね。
むしろ時間で入る時間を決めてしまうと身体がそこまで温まっていないのに出てしまったり、逆に我慢して入りすぎてしまっている可能性もあります。
心拍数を測ることで、適切な時間でサウナに入ることができ、ととのいやすくなると言われています。
どのタイミングでサウナ室を出るかについては、「医者が教えるサウナの教科書」を参考に通常時の心拍数の2倍になったらサウナ室を出るという点を参考にすると良いです!
スマートウォッチの防水性・耐水性
防水レベルの規定(等級)があり、規定の防水性を超えてしまうとデバイスに水が入ってしまう可能性があります。
水風呂に入るので、防水性があるスマートウォッチを選ぶ必要があります。
「日常生活用強化防水」を想定している、5ATMは最低欲しいところです。
1ATM | 水深10 mに相当する圧力に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー |
---|---|
3ATM | 水深30mに相当する圧力に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー、水中への飛び込み |
5ATM | スイム 水深50mに相当する圧力に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー、スイミング、水中への飛び込み、シュノーケリング |
10ATM | 水深100mに相当する圧力に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー、水泳、水中への飛び込み、シュノーケリング、高速でのウォータースポーツ項目名 |
以下のように防水等級を示すIPX表記がされていることもありますが、こちらは水の中に入れているのでなく、シャワ―や雨などの水がかかったときの防水性を示すものなので、水風呂に入ることを考えると必ず上記の水圧で確認をしてください!
等級 | 保護の程度 | テスト方法 |
---|---|---|
IX0 | 水の侵入に対して保護されていない | テスト無し |
IX1 | 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない | 20㎝の高さから3-5㎜/分の水滴を10分間かける |
IX2 | 垂直より左右15°以内からの降雨によって影響を受けない | 20㎝の高さから15°の範囲で3-5㎜/分の水滴を10分間かける |
IX3 | 垂直より左右60°以内からの降雨によって影響を受けない | 20㎝の高さから60°の範囲で10l/分の放水を10分間かける |
IX4 | いかなる方向からの水の飛沫によっても影響を受けない | 30㎝から50㎝の高さから全方向に10l/分の放水を10分間かける |
IX5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても影響を受けない | 3mの距離から全方向に12.5l/分・30kpaの噴流水を3分間かける |
IX6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても影響を受けない | 3mの距離から全方向に100l/分・100kpaの噴流水を3分間かける |
IX7 | 規定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない | 水面下(15㎝-1m)に30分間沈める |
IX8 | 水面下での使用が可能 | メーカーと機器の使用者間の取り決めによる |
スマートウォッチの耐熱性
ミストサウナやスチームサウナのように50℃前後の低温サウナ、80℃から100℃前後の一般的なサウナ、100℃を超える高温サウナなどサウナ室の温度は施設やサウナの種類で変わってきます。
残念ながらサウナでも使用可能とメーカー公式で推奨しているスマートウォッチはありません。
大抵、サウナでの使用を推奨していないものが多く、壊れることを前提として選ぶ必要があります。
そのため、少しでも耐久性が高いものを選ぶ必要があります。
この記事では実際に使用して壊れにくいものやSNS等でサウナで使っても壊れにくいと評判のものを紹介していきます。
スマートウォッチの価格に対するコスパの良さ
スマートウォッチは、5000円以下で購入できるものあれば、数万円と高級なものまで様々あります。
価格が高い方が、機能性が良かったり、心拍数の測定が正確であったりします。
サウナで使用して壊れることを前提として考えるとどこまで許容できるかは各自の判断となりますので、価格も踏まえて選ぶ必要があります。
できれば、そこそこ機能性が充実していて、安いスマートウォッチを選んだ方が安心できます!
サウナで使えるおすすめのスマートウォッチの口コミと評判
【サウナで使えるおすすめのスマートウォッチ①】MiBand7
モデル名 | Miband7 |
重量 | 13.5g |
防水性 | 5AMT (50m防水) |
耐熱性 | 0℃~45℃(メーカー推奨温度) |
機能性 | ストップウォッチ タイマー 120種類の運動モード 心拍数測定 血中濃度酸素濃度測定 24時間睡眠トラッキング ストレスモニタリング 女性周期管理 |
公式サイト |
Mibandシリーズなので、サウナで使っても壊れにくいと考えられます。
公式ではサウナ推奨としていません。
なので、壊れる可能性があるのですが、なぜかまぁー壊れないんです!
以前のモデルMiband5との大きな違いは以下の通りです。
- 画面サイズの拡大(1.62)
- 運動モードが一気に120種類対応
- 常時表示対応
- BluetoothBLE5.2の変わり接続の安定さが増している
- VO2(最大酸素摂取量)測定の対応
この他にも細かい点で変わっている点もありますが、主に上記点が分かりやすい違いになっています。
Twitterなどでも全然壊れないと人気です。
実際にMiband7を購入した人に聞いた限りでは、サウナでも問題なく使えているそうです!
もちろん、心拍数測定も可能。
それだけではなく、睡眠測定やワークアウト機能等、機能性が充実しているのにも関わらず、5000円で購入できるコスパの良さがあります!
定期的にAmazonのセールで定価より更に安く購入ができる点もおすすめです。
サウナだけではなく、フィットネス用として使用している方にとっては運動モードの対応種類の増加やVO2(最大酸素摂取量)測定という点でメリットを感じやすいと思います。
発売されてから時間が経ち安くなってきているので、現時点ではMiband7が一番おすすめです。
【サウナで使えるおすすめのスマートウォッチ②】Garmin instinct
モデル名 | Garmin instinct |
重量 | 52g |
防水性 | 10AMT (100m防水) |
耐熱性 | -20℃~60℃(メーカー推奨温度) |
機能性 | ストップウォッチ タイマー心拍数測定 睡眠トラッキング 女性周期管理 血中酸素濃度測定 Body Battery(活動量測定) ストレスレベル測定 呼吸速度測定 水分補給管理 |
公式サイト |
サウナで使用できるスマートウォッチとしては、MiBandシリーズが一番良いのですが、他にも使えるスマートウォッチはないかなと探したところ見つけたのが「Garmin instinct」!
サウナ使用OKとは明記されていないので、使用するかどうかはこちらも自己責任となっているのですが、サウナによく行く人の中でも使用していて1年以上使っているが問題ないという意見を聞いたり、ネットでも見かけます!
このスマートウォッチはアメリカ国防総省が定めるMIL 規格[MIL-STD810 G]準拠の「耐衝撃」「防水」「耐熱衝撃」のテストを全てクリアしているタフネスさが特徴のスマートウォッチなんです!
ケースの素材は繊維強化ポリマー製ケースを採用、ディスプレイには耐スクラッチ性に優れた化学強化ガラスを採用しています。
もちろん、ストップウォッチ機能、心拍数をしっかり測ることができます!
MiBandにはないGPS機能が付いていたり、他の機能を使いながら時計も見れます。
ただ、デメリットが一つあり。高いんですよね。
古いモデルでも価格が2万円以上するのがネックなところですね。
元々ランニングなどのスポーツアクティビティ用やアウトドア用として購入を目的としていて、加えてサウナで使用するという方に適しています。
- 防水性/耐熱性:アメリカ国防総省が定めるMIL 規格[MIL-STD810 G]準拠の「耐衝撃」「防水」「耐熱衝撃」のテストを全てクリア
- 機能性:心拍数測定、スポーツアクティビティ、GPS機能、血中酸素濃度測定、Body Battery(活動量測定)ストレス測定等の機能性がかなり充実しています
- 価格:2万円以上するので、サウナ用としてはコスパが微妙
【サウナで使えるおすすめのスマートウォッチ③】MiBand5
モデル名 | MiBand5 |
重量 | 22.7g |
防水性 | 5ATM(50m防水) |
耐熱性 | 0℃~45℃(メーカー推奨温度) |
機能性 | ストップウォッチ タイマー 11種類の運動モード 心拍数測定 24時間睡眠トラッキング ストレスモニタリング 女性周期管理 |
公式サイト |
私も愛用しているMiBand5。
100度超えのサウナ室、シングルの水風呂に入れても強制終了もなければ問題なく使えています。
かなりの回数サウナで使用していますが、いまのところ問題なく使用ができています。
Miband5よりもMiband7の方が機能性も高く、価格も下がっているので、今ではあえてこちらを選ばなくても良いでしょう!
- 防水性/耐熱性:100度超えのサウナ・シングルの水風呂で使っても全然壊れないことで有名
- 機能性:タイマー・ストップウォッチ・心拍数測定・睡眠測定機能・ワークアウト機能等
- 価格:5000円以下で購入可能。壊れてもダメージが少ないコスパの良さ
Apple Watch(アップルウォッチ)はサウナで使えるか?
たまーにApple Watchをサウナで着けているという方いますよね。
確かにApple Watchは機能性が充実していて、心拍数測定もできて、普段使いではとても良いスマートウォッチなので、サウナ用として兼用したいというのも理解できます。
ですが、Apple Watchをサウナで使用することはあまりおすすめできないです。
Apple Watchは普段使いを前提としているので、サウナにもちろん対応していません。
公式では0°C〜35°Cが推奨温度となっているので、他のスマートウォッチよりも熱には弱いということが分かります。
また、高温状態が続くと強制終了するような仕様となっていますので、突然強制終了します。
実際SNSを見るとサウナ後、アップルウォッチが誤動作を起こすようになった、高温で強制終了になったという投稿を見かけます。
壊れることを前提とすると、数万円のApple Watchは個人的にはおすすめできないです。
価格が安いスマートウォッチなら買い替えれば済みますが、Apple Watchだと簡単に買い替えが難しいですよね。
スマートウォッチを使う上で気をつけること
スマートウォッチで気をつけること2点あります。
まず一つ目はスマートウォッチ使用禁止の施設があるので、そこでは当たり前ですが、使用禁止です。
有名なところだとスパ・ラクーアが禁止としていますのでご注意ください!
もうひとつは画面の光です!
薄暗いサウナ室ではスマートウォッチの画面の光が結構目立ちますし、チラチラ光見えるのがうっとうしく感じることもあるかもしれないです。
設定で光の加減ができるので、ぜひ光りすぎないように調整しておきましょう!
熱波師のエレガント渡会さんが仰っていたのですが、熱波の時に画面が光っていると気になるみたいです!
熱波を受けるときは画面に触れないように気をつけましょう!
スマートウォッチはいらないけど、腕時計が欲しい
スマートウォッチまではいらないけど、サウナで使えそうな安い腕時計が欲しいという方もいるかもしれません。
今回の記事では番外編として一応紹介すると以下のカシオのチープカシオが候補になります。
価格が安く、意外と壊れにくいと言われているので、スマートウォッチ以外で安い腕時計を探している方におすすめです。
サウナ用スマートウォッチを選ぶ上でよくある質問
サウナで使えるスマートウォッチランキング3選
現状メーカーでサウナ推奨としているスマートウォッチはないので、壊れにくいということを前提に口コミやコスパを鑑みて紹介した4つのスマートウォッチから選ぶのが良いでしょう。
それぞれのメリットや価格を考量して、サウナで使えるスマートウォッチを探している人はぜひ参考にしてみてください~
最近ではだいぶ価格が安くなり5000円以下で購入ができるので、一番おすすめになっています。
機能性も以前より上がっているところもおすすめポイントです。
既に在庫が少なく手に入れるのが難しいため、価格が高くなってきているので、
Miband7と価格を比較して購入を検討してみてください。
価格は高くなってしまいますが、タフネス設計になっていて、機能性もMiBandにはない機能もあり、元々スポーツアクティビティ用やアウトドア用でスマートウォッチの購入を考えてた人や機能性が充実しているモデルが欲しい方におすすめと言えます。
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